今回はAIを活用して、会社やフリーランスの方がビジネスに使えるロゴを自動生成するメリットやツールの選び方、おすすめのツールを紹介していきます!また、ロゴに限らす、AIを活用した画像の自動生成について詳しく知りたい方は、こちらの記事をぜひチェックしてみてください!参考記事:AIデザイン自動生成とは?無料で使えるツールや機能、メリットを紹介!画像生成AIはロゴ作成もできる「ロゴ生成AI」は、テキスト入力やキーワードの指定だけで、AIが自動的にロゴをデザインしてくれる便利なツールです。従来、ロゴ作成といえばプロのデザイナーに依頼したり、専門的なデザインソフトを扱う必要がありました。しかし、生成AI技術の進化により、誰でも短時間でクオリティの高いロゴを作成できる時代になっています。この記事では、ロゴ生成AIを使って実際にロゴを作成する手順や、失敗しないためのコツ、初心者でも使いやすいおすすめツールを詳しくご紹介します。AIでロゴを作成する主なステップステップ1:作りたいロゴのイメージを言葉にするまずは、どのようなロゴを作りたいのか、頭の中のイメージを「言葉」にします。ブランド名や業種、色、雰囲気(例:モダン、高級感、シンプル)などを明確な言葉にすることで、より作りたいイメージに合うデザイン案をAIが生成してくれます。ステップ2:AIにロゴ案を生成させるプロンプト(キーワード)を入力すると、AIが複数のロゴ案を自動で生成してくれます。ステップ3:生成されたロゴをカスタマイズする生成されたロゴは、色・フォント・配置・アイコンの大きさなどを自由に調整可能です。ほとんどのツールは直感的な操作で微調整できるよう設計されています。ステップ4:ロゴを保存・ダウンロードする納得のいくデザインが完成したら、PNGやSVGなどの形式でロゴをダウンロードします。商用利用を前提にしている場合は、どんなサイズでも綺麗に表示できるベクター形式での保存をおすすめします。AIでロゴ作成をするメリット様々なメリットがありますが、以下に抜粋して詳しく紹介します。デザインの知識がなくてもロゴが作れるロゴ作成にかかる費用と時間を削減できるたくさんのイメージやアイデアから選べる簡単に修正、カスタマイズができるデザインの知識がなくてもロゴが作れるAIツールではプロンプトと呼ばれる文章を入力することで、イメージに沿ったデザインを簡単に出力することができます。そのため、デザインの知識がなくても、手軽にオリジナリティのあるロゴデザインが作成できるようになります。ロゴ作成にかかる費用と時間を削減できるロゴ作成をプロのデザイナーに注文すると、高い費用がかかり、また完成までに時間もかかってしまいます。しかし、AIツールを活用した場合、ツールによれば無料で、さらに数分でロゴ作成ができてしまいます。たくさんのイメージやアイデアから選べる画像生成AIツールを活用すると、1回の入力で複数のデザインを出力することができるので、あらゆるバリエーションのデザインから、理想に近いものを選択することができます。簡単に修正、カスタマイズができるこれまで述べていたような生成AIツールの特性により、短時間で効率的にデザインの修正、カスタマイズができてしまいます。また、ツールによっては、特定の部分や変化の程度まで指定できるので、さらに精密に調整できるでしょう。おすすめの無料AIロゴ作成ツール近年、ロゴ作成など画像生成に特化したAIが大量に登場していますが、基本無料という観点から以下のおすすめのツールを紹介します。Microsoft DesignerCanvaWix ロゴメーカーDesignEvoLogo DiffusionStable DiffusionMicrosoft Designerサイト:https://designer.microsoft.com/Microsoft Designerは、Microsoftが提供するAIベースの画像生成ツールです。こちらは完全無料で背景透過などの作業も可能であり、何よりOpenAI社の画像生成AI「DELL-E」を搭載しているので、プロンプトからロゴを作成するということにおいて品質が保証されているツールだといえます。利用料金無料会員登録必要(Microsoftアカウント)回数制限なし商用利用可能日本語対応○Canvaサイト:https://www.canva.com/ja_jp/logos/Canvaでは豊富なテンプレートからロゴを簡単に作成できる上に、AIによる画像生成も可能なので、思い通りのデザインに編集しやすいツールです。また、直感的に使いやすいインターフェースが特徴で、初心者が扱いやすいツールです。利用料金基本無料会員登録必要回数制限1日に画像4枚×25回=100枚まで商用利用可能※AI生成であることを明記する必要あり日本語対応○Wix ロゴメーカーサイト:https://ja.wix.com/logo/makerWebサイトをテンプレートで制作できるWixが提供しているロゴ作成ツールです。ロゴに入れたいテキストや業界、デザインのイメージ、好み、使用用途に関する質問に答えるだけで、AIがデザインを自動生成してくれます。詳細な指定はできないものの、短時間で自動でロゴが作成されるので、初心者におすすめのツールです。利用料金基本無料会員登録必要回数制限なし商用利用プレミアムプランを購入で可能日本語対応○DesignEvoサイト:https://www.designevo.com/jp/DesignEvoはAIは搭載されていないものの、10,000を超える豊富なテンプレートをカスタマイズしてロゴを作成するという特徴があるツールです。デザインを作成するまでは完全に無料かつ登録不要で行えますが、ダウンロードや商用利用には有料プランに加入する必要があるため、デザインの案出しなどに適したツールです。利用料金基本無料会員登録不要回数制限編集回数に制限あり商用利用有料版のみ可能日本語対応○Logo Diffusionサイト:https://logodiffusion.com/Logo Diffusionは次に紹介する「Stable Difusion」という画像生成AIから派生したツールで、参考にしたロゴや自分で手書きしたデザインから、高品質なロゴを作成してくれるツールです。落書きのようなデザインからでも、イメージだけを抽出してロゴを出力してくれるので、自分のイメージを細かく具体化することに適しています。利用料金基本無料会員登録必要回数制限料金プランによって変わる商用利用有料版のみ可能日本語対応×Stable Diffusion「Stable Diffusion」は、UI等がない画像生成AIです。オープンソースモデルであり、活用するためにはプログラミングの知識が必須なので、上級者向けのツールです。しかし、比較的簡単に使用できるようにUIを付けたーバージョンも公開されているため、より高度なAIロゴ作成をしたい方はチャレンジする価値はあるでしょう。また、どうしても完全に無料かつ登録不要でロゴ作成したい方にはおすすめのツールです。利用料金無料会員登録不要回数制限なし商用利用可能日本語対応×※拡張機能で対応可能にAIロゴ作成ツールの選び方多様なAIロゴ作成ツールが存在する中から、自分に合ったツールを選ぶために、特に重要なポイントを以下に絞って紹介します。自分の目的とAIツールの機能がマッチしているか生成したロゴのカスタマイズ性が十分かツール費用は目的や予算に適しているか自分の目的とAIツールの機能がマッチしているか先ほどご紹介した各ツールの特性からも分かるように、自分のイメージが正確に再現されたロゴを作成したいのか、とにかく短時間かつ低コストでロゴを作成したいのか、あるいはイメージやアイデアの案出しに活用したいのか、など用途によって選択するAIツールは変わってきます。そのAIロゴ作成ツールが、自分の目的や用途を実現できる機能を持っているかどうかを、詳しく確認しましょう。生成したロゴのカスタマイズ性が十分か作成したロゴをツール上でどの程度カスタマイズできるかどうかが重要です。AIで生成されたロゴで自分のイメージを完全に再現できる可能性は高くないので、どの程度自分で修正できるか確認する必要があります。ツール費用は目的や予算に適しているか多くのAIロゴ作成ツールは、基本的な機能を提供する無料版と、より高度な機能を備えた有料版を提供しています。一部のツールは無料版でもダウンロードや商用利用が可能になっていますが、通常は限られた機能しか提供していません。こちらも自分の目的と用途に合わせた予算を設定した上で、ツールを選択することが重要です。AIロゴ作成ツールを上手に活用するコツより作りたい画像のイメージを明確にロゴにデザインするために、ツールを活用する前やロゴ生成後にできるコツを紹介します。「ChatGPT」で自分のロゴイメージを具体化しておくロゴ生成後に画像編集ツールで修正する「ChatGPT」で自分のロゴイメージを具体化しておくロゴ作成に活用できるAI画像生成ツールは、プロンプトを入力して画像を出力するタイプのものが多いため、事前にChatGPTなどを使用し、作成したいロゴのイメージを固めておくことをおすすめします。例えば、どのようなビジネスで使うかを指定した上で、どのようなロゴがいいかを質問すると、イメージを固めやすいでしょう。この時に、デザインの形、色味、スタイル、テキストなどもまとめておくと、その後がスムーズに進みやすいです。内容がある程度固まったら、それがAIに正しく伝わるようなプロンプトをChatGPTに考えてもらいましょう。この作業によって、自分のイメージが生成されるロゴのデザインに反映される可能性が高くなります。また、有料版のChatGPTや通常のBing AIでは、簡単にロゴのイメージを生成することもできるので、登録している方は、このときにラフ画像を固めることもできます。ラフ画像を作成している中で、クオリティが十分なものができれば、それを完成にしてもよいでしょう。ロゴ生成後に画像編集ツールで編集する最終的な手直しを行うために画像編集ツールを活用するのも有効です。形の細かい調節や、色味、テキストの配置など丁寧な仕上げができれば、かなり高品質なロゴを作成することができます。AIロゴ作成ツールを活用するときの注意点ここまで有効なAIツールの活用方法をご紹介してきましたが、以下の点に気をつけて活用しましょう。商標権や著作権侵害のリスクがあるデザインが固まっている場合には活用しにくい用途にあったファイル形式に対応しているかどうか確認が必要商標権や著作権侵害のリスクがあるAIの特性上、AI画像生成ツールは過去の様々な著作物のデータを学習して出力するため、既存のロゴと似たようなデザインが生成される場合があります。商標登録されているものと似たデザインをロゴにしてしまうと、訴訟されるリスクもあるため、著作権などに抵触していないかどうかも確認する必要があります。デザインが固まっている場合には活用しにくいイメージが明確で、AIツールのみでロゴ作成を完結しようとしている場合、AIではある程度のランダム性を持って出力されるので、想像通りのロゴが出来上がる可能性はほぼないと言っていいでしょう。複雑な模様をデザインに反映させるのは難しかったり、想定していない要素が反映されたりしてしまうことが多くあります。用途にあったファイル形式に対応しているかどうか確認が必要もし、そのロゴを様々な用途で活用する予定の場合は、その時々の用途にあったファイル形式に対応しているかを確認する必要があります。大きく引き伸ばす可能性があれば、画質の荒いロゴになってしまうかもしれません。「AIツールを活用したロゴ作成」を検討するならLangCoreにご相談ください弊社では、以下のような生成AI技術の開発し、様々な業界の業務自動化と効率化に貢献しています。生成AIを用いた議事録作成や業務効率化についても、各社様の事業形態に合わせた導入が欠かせませんので、確実な成果を求めている企業担当者様はぜひご相談ください。生成AI専門のエンジニア集団によるサポート:LangCoreのエンジニアは、最先端のAIおよびWeb開発技術を駆使して、お客様のデジタルトランスフォーメーション(DX)や業務効率化、効率的なシステム開発を実現します。私たちは要件定義からシステム実装まで、ビジネスの可能性を最大限に引き出すために幅広くサポートするパートナーです。LangCoreの開発サービス:システムの要件定義から構築、運用までを一貫してサポートするハイレベルなエンジニア集団です。高速でプロトタイプを開発し、事業検証を支援します。LINEを使用したチャットボット開発、ChatGPTを利用したAIプロダクト開発、クラウドインフラ構築など、幅広い技術に対応しています。自社製品「LangCore」:ChatGPT APIを活用したログ分析、コスト分析、ユーザー分析、Embeddings、不正利用対策などを含む、包括的なSaaSソリューションを提供します。自社製品「PromptMaster」:ChatGPTのスキルを競う「プロンプトソン」のためのプラットフォームです。プロンプトエンジニアリングを楽しみながら学ぶことができ、ChatGPTをより効果的に活用する方法を習得できます。従業員のトレーニングに最適です。弊社では、「1時間の無料相談」を承っております!「生成AIでこんなことをやってみたいが、できるか?」「何か生成AIでできそうなことを探している」など、まずはお気軽にお問い合わせください。弊社の生成AIのプロ集団が、あらゆる分野と規模のビジネスに合った生成AIやChatGPTを使用したご提案をいたします。→こちらで無料相談を予約する