概要StreamlitがGithub Codespaceと連携できるようになったため、ブラウザで開発ができるようになりました。これにより初心者の躓きがちな環境構築を考えずにアプリの公開まで行うことができるようになりました。今回は、ブラウザを使って簡単なキャッチコピー作成アプリを作って公開してみます。所要時間は10分程度なので、ぜひ一緒にやってみてください!まずはアプリをフォークhttps://langcore-simple-app.streamlit.app/ にアクセスし画面右上の「Fork this app」をクリックしてください※ Streamlitのアカウントを持っていない場合はここでアカウント登録とGithub連携を行う必要があります。設定(URL設定 ・ OpenAI API Key設定)上記のような画面が出てくるので2箇所設定しますApp URLにアプリ公開時のURLを決めますAdvanced settingをクリックし、OpenAI API KEYを設定しますOPENAI_API_KEY="sk-XXXX" #あなたのAPIキーを設定してください完了したらForkボタンを押しますGithub Codespacesが開くのを待つGithub Codespacesが開くのを1~2分ほど待ちます。ちょっとした編集をしてみるapp.pyを開いて、8行目のタイトルを修正してみましょう。変更内容をPushする左側のメニューから変更内容を反映させるための操作を行います変更内容がデプロイされたことを確認するStreamlit CloudにはCICD機能が付いているため、GithubでPushを行うと変更内容が即座にアプリ側に反映されます。https://share.streamlit.io/ にアクセスし、作成したアプリを開きます変更内容が反映された形で公開されていることを確認できました。あなたのサイトに埋め込んでみるStreamlitはiframeでの埋め込みができます。<iframe src="https://<あなたのAppDomain>.streamlit.app/?embed=true"></iframe>実際に埋め込んだものです。%3Ciframe%20src%3D%22https%3A%2F%2Fsimple-app-app-d8g3xn0izq5.streamlit.app%2F%3Fembed%3Dtrue%22%20%3F%3D%22%22%20height%3D%22400%22%3E%3C%2Fiframe%3Eログを見るサンプルコードでは5行目でLangCore SaaSと連携しているため、https://langcore.org/requests で利用ログを見ることができます。公開したアプリがどのように使われているかを確認できます。細かい設定もできるアプリを一般公開すると思った以上に利用されて、OpenAI APIコストが想定を超えて請求される恐れがあります。LangCoreではアプリ単位で利用回数を制限できます。gpt-3.5-turboモデルであればおよそ1リクエスト0.01-0.1円程度であるので、1日あたり1000回に制限しておけば最大でも10円から100円の請求に抑えることができます。他にも、LangCoreを使うことで全く同じリクエストが来た場合にキャッシュを利用することでコストを抑えることもできます。また、別途実装が必要ですが、独自データの追加(Embeddings)やユーザのフィードバックを収集することもできます。こちらの実装方法についてはドキュメントを確認ください。まとめいかがだったでしょうか?Streamlit x Github CodespacesでブラウザのみでAIアプリを開発し、公開することができました。また、LangCore SaaSを使うことで利用ログの収集・回数制限やキャッシュによるコスト対策をすることができるので、ぜひご利用いただければと思います。法人での利用を検討される場合はお問い合わせをお願いいたします。