システム開発の事例
Kaya Group様 - レストランに配置するタッチパネルを音声で注文ができるボイスボットLunaの開発を支援しました。

レストランに配置するタッチパネルを開発を推進されていた株式会社Kaya Groupに、音声ボイスボットの導入支援サービスを提供しました。
株式会社Kaya Groupは、2009年に創業された「うおひで」「とりひろ」「にくひろ」などの飲食店を兵庫や東京を中心に展開している会社です。「日本食文化を次世代につなぐ」などの和食を大切にした企業理念を掲げ、飲食店事業を全国拡大させています。(株式会社Kaya Groupコーポレートサイト)
今回は、Kaya Groupのご担当者様にインタビューさせていただいた内容に基づいて、記事を作成しております。

ご相談をいただいた背景
Kaya Groupが展開している飲食店では、店内スタッフが、注文の受付から調理、料理のご提供はもちろんのこと、メニューの中にある料理の説明、取り分けのお箸が欲しいなどのお客様対応など、様々な業務を同時に行う必要があります。
特に渋谷などの外国人観光客の方が多い場所にも店舗を展開しており、日本の料理に馴染みがない方にも、わかりやすく料理の説明ができることも必要になります。
そうした状況の中、飲食業界において人手不足が進んでいる現状を受け、これらの業務内のうち、可能な範囲で自動化を進めていきたいと考えたところががスタート地点です。
さらに、人の業務を肩代わりするだけでなく、お客様からのフィードバックを都度収集する機能も作っていくことによって、店内のオペレーションや商品のレコメンド改善にもつなげられる機構を作っていきたいと考えられていました。
このように、これまでのKaya Groupにはなかった価値を作っていくことを目指してプロジェクトが始まり、その開発支援をいただける企業様を探すに至りました。
開発内容
レストランでの注文タブレットのボイスボット化を行う開発をフルスクラッチで実施しました。具体的に実装した機能は以下の通りになります。
実装機能一覧
- スピーディなレスポンスを返すボイスボット
- 会話での注文機能
- 会話履歴からおすすめを行うレコメンドエンジン
- 多言語対応(音声含む)
- 注文、おすすめ、Q&A回答等の複数のタスクを行うエージェントの実装
- 会話の分析機能
- ハルシネーション対策
- フィードバックを踏まえた自動学習機能
- 管理画面の実装
※ タッチパネルの画面イメージ

ボイスボットにはこんな機能も搭載しました
音声を使った操作で、メニューの閲覧や注文はもちろんのこと、食べたいものを聞くとメニューをレコメンドしてもらえたり、食材や店舗に関する質問等も行えるオーダーシステムを開発しました。
お客様がLuna側からの返答を5段階で評価する機能もついており、この評価に応じてLunaの応答を自動でアップデートしていくことができます。
日本語のほかに、英語、中国語、韓国語にも対応しており、日本の食材に馴染みのない方でも外国語でわかりやすい説明ができるようになっています。
また、キッチン側のシステムとも連携し、未確定の商品がタブレットに残っていることを通知する機能などもあり、実際のオペレーションに沿った機能が備わっております。
その他、開発において工夫した点
〇 音声注文機能の実装
- お客様の利便性向上のため、音声によるメニュー注文機能を実装。
- 音声認識技術を活用し、スムーズなレスポンスがされる仕様を構築。
〇 多言語対応を可能に
- グローバル化に対応するため、外国語でのメニュー表示と注文が可能。
- これにより訪日外国人のお客様にも、快適に利用していただくことが可能。
〇 おすすめ商品の自動切り替えロジックを実装
- 販売個数や売上データを分析し、おすすめ商品を自動で切り替えるロジックを実装。
- 人気商品や売れ筋商品を動的に提示し、お客様が注文しやすい状態を構築。
〇 多様な対話に対応するFunction Callingの実装
- 注文処理、おすすめ処理、類似メニュー処理、一般質問処理など、様々な対話シナリオに対応するFunction Callingを実装。
- これにより、お客様の多様な要望に柔軟に対応できる状態になっています。
〇 ハルシネーション対策の徹底
-
誤った情報の提示を防ぐため、テスト問答を作成し、類似度に基づく定量的なスコア計算によるハルシネーション対策を実施。(※ハルシネーション:AIが誤ったレスポンスを返してしまうこと)
-
飲食店の店員が効率的に業務を行えるよう、メニューの追加、オーダー確認、お会計などの機能を備えた管理画面を実装。
-
店舗運営の省力化と正確性の向上につなげました。
システムアーキテクチャ
管理画面や店内タブレットシステムをVercel上にホスティングし、DB server にはsupabaseを使用しています。

今後本システムは一部店舗で実証実験を行ったのちに本格稼働する予定です。
事例まとめ
今回のプロジェクトでは、実現したいことや事業背景を細かく伺わせていただき、また柔軟にコミュニケーションを取りながら開発を進めることで、最終的にクライアント様の期待に応える結果を提供することができました。
LangCoreでは、生成AIを活用した開発プロジェクトの支援・事業開発・研修など、多岐に渡る領域にてクライアント様の事業成長に向けて支援をいたします。
「生成AIを活用して業務効率化をしたい」「AIを使った開発プロジェクトを推進したい」そういった生成AIに関するお悩み・ご要望がございましたら、遠慮なくお問い合せください。
その他の導入事例

システム開発
Blue Lab様 - 新規事業のプロダクト開発を支援。エンジニア不足でも予定通りにプロダクトリリースできた理由とは?
株式会社Blue Lab様に生成AIを活用した新規事業開発・システム開発支援サービスを提供いたしました。

システム開発
FDB様 - 飲食店コンシェルジュサービスの開発支援。解約率を下げるためのシステム導入をご提案。
業務効率化やサービス向上のために生成AIを活用されているFDB様に、AI開発コンサルティングサービスを提供いたしました。

コンサルティング
AGENT SUCCESS様 - Difyでの業務効率化支援を実施。スピード感もったPJT進行でお客さまの希望を実現。
業務効率化に生成AIの活用をご検討されていた株式会社AGENT SUCCESS様に、コンサルティングサービスを提供いたしました。